ここ数年で「妊活」という言葉は定着しつつあります。最近は就活や婚活、恋活…など様々な活動を指す言葉が増加しており、妊活もその一つです。
ここには、妊娠したくてもできない不妊に悩む夫婦が増えたことが背景にあり、今や妊娠するための活動である「妊活」は誰しもに関係があるといっても過言ではありません。
しかし、不妊や子どもがほしいことは人に言えない場合もあり、一人で悩んでしまいがちです。もし妊活に関する知識や情報を事前に知っていれば、妊活に対するモチベーションや安心感はもっと違ったものになるのではないでしょうか。
ここではこれから妊活を始めようとしている方に、知っておきたい妊活の現状と「子どもが欲しい」と思ったらまず始めたい妊活についてご紹介します。
妊活を意識しはじめたら、体のしくみや妊娠についても詳しくしっておく事が重要になります。 妊娠したいと感じたときから役立つ妊活コラム も是非合わせて参考にしてください。
妊活とは?
妊活とは、その名の通り「妊娠するための活動」です。
しかし、実際に何を行うのか?という妊活方法や妊活をはじめることで起こる体や気持ちの変化などについて知らないという方は大勢いらっしゃるでしょう。
妊活を始める前に、知っておきたい妊活の基本とは?
妊活の基本を知って正しい活動をすることが大切
妊活とは、妊娠するための知識を身に着けること・そして自分自身やパートナーの体の状態を知り、妊娠するための前向きな行動のことを指します。
妊娠するために病院に通う・治療を受けることはもちろんのこと、何か特別なことをしていなくても妊娠するための行動や意識改善もまた妊活に含まれます。
結婚し、パートナーとの生活を始めると徐々に子どもの存在を意識するようになります。
そのタイミングは夫婦の考え方や年齢によっても大きくことなりますが、「子どもはつくらない」と夫婦2人で決めない限り、いつか子どもを授かりたいと思い、妊活を始めるときがくるでしょう。
将来の子どもについて考え始めたら、それは妊活の始まりなのではないでしょうか。
妊活が必要な理由について
ではなぜ、ここ数年で「妊活」という言葉がこれほどまで定着したのかというと、そこには日本が悩まされている「晩婚化」が理由にあります。
近年、女性の社会進出が進み、働く女性が増加しています。女性も男性と同様朝早くから夜遅くまで外で働くということが珍しいことではなくなりました。
仕事やプライベートが充実していることで、平均結婚年齢は上昇し、それと同時に妊娠年齢についても上昇しています。
35歳以上で一人目を出産することを「高齢出産」と呼びますが、この高齢出産の割合は20%、つまり5人に1人は高齢出産ということになります。
もちろん、高齢出産ではいけないということではありません。しかし、一般的に年齢を重ねるごとに「妊娠しづらい体」へと変化し、卵子・精子も35歳を過ぎると劇的に老化し質が低下すると言われています。
そのため、妊娠するまでに時間がかかる、何らかの治療が必要となるなどの理由で「妊活」が一般化しているというわけです。
妊活を始めるタイミングはいつが適切?妊娠確率を上げるために
妊活を始めるタイミングについては、夫婦の考え方や、仕事との両立もあり「絶対にいつが良い!」と言い切ることはできません。
ただ一つ言えることは、「早ければ早いほど妊娠率が上がる」ということです。
上記にも挙げたように、年齢が上がれば上がるほど妊娠率は低下します。
もし、今すぐに子どもが欲しい!と思っているのではなくても日ごろから自分やパートナーの体を知り、妊娠しやすい体つくりを心がけておくといざ妊娠を希望したときにスムーズに妊活を進めることができるでしょう。
そのために、妊活中の知識や妊娠のリスクなどについても事前に知っておくとその時に備えることができるはずです。
妊活の不安がストレスにならないように無理なく続けるように
妊活を始めることで、今まで味わったことのない不安や焦りを感じたという声はよく耳にします。
生理がきたことで妊娠していないことを感じる不安、もしかしたら子供を授かることなどできないのではないかという不安、周りは妊娠していくのに自分だけなぜ妊娠できないのかという焦り…。
不安や焦りを感じても仕方がないとわかっていても、止まらない不安と焦り…。
妊活が長引けば長引くほど、夫婦喧嘩が増えたという声もあり、それほどまでに妊活が負担となってしまうこともあります。
しかし、感じてしまう不安や焦りを無理に止めても意味がありません。
妊活をしている人は、皆少なからず何らかの不安や焦りを感じていて、あなた一人ではありません。
それよりも、夫婦や身近な家族・友人に正直な気持ちを打ち明けて気持ちをスッキリさせましょう。
一人で抱え込んでいると、より一層不安は増長し、ストレスになることも考えられます。
妊活は「無理なく続ける」ことこそ、妊娠を近づけるための早道なのです。
具体的に妊活って何をするの?~日常生活編~
妊活のおおよその目安はついていても、具体的に何をするのかについては知らないという方も多いでしょう。
ここでは、日常生活に取り入れることができる「妊活」をご紹介します。妊活を意識して初めから気合いを入れすぎてしまうと疲れてしまいます。まずはここからスタートしましょう。
まずは自分の体を知ることが重要です
妊活を始める前にまずすべきことはまず現状を知ることです。
まず基礎体温を測ることからはじめましょう。
基礎体温は、自分の体の状態を表すバロメーターです。排卵周期を確定することで妊娠しやすいタイミングが分かります。
基礎体温でわかった排卵周期によっては、妊娠しづらい体であることやバラツキから排卵日の確定が難しいことなど、病院に通う必要があるかどうかが分かります。
また、排卵周期が乱れている場合は、何らかのストレスや不安を抱えていることも多いため毎日の生活と向き合い生活習慣を改善するためのきっかけにもなるでしょう。
基礎体温の正しい測り方は以下の通りです。
- 毎朝、起床時間に測る(なるべく毎日同じ時間)
- 下の裏側中央にあるすじの根元で測る
- 起き上がらず寝たままの状態
今すぐ妊娠したいかどうかに関わらず、まずは基礎体温の測定を毎日に取り入れ習慣づけてみましょう。
徐々に自分の体を把握できるようになるはずです。
基礎体温について詳しくは 妊娠しやすい体質のつくり方!本当に知りたかったのはコレ の記事でも書いています。
規則正しい食生活を心掛けるようにする
私たち生き物にとって「食」は切ってもきれない関係です。
口から食べるもので必要な栄養を補給し、毎日を生活しています。
妊娠しやすい体作りも、食生活の改善や工夫によって手に入れることができます。
妊活を意識するのであればまず第一に、バランスの良い食生活は基本となります。
妊娠しやすくなるからといってそればかりを食べていても、意味はありません。バランスを考えて口にしましょう。
- 女性ホルモンの働きを助ける働き…卵やイカ・海藻類・黒ゴマ・豆など
- 血流を良くする働き…青魚(サバ・サンマ・いわし・ブリ)など
- スタミナをつける働き…鶏ささみ・赤みの肉・大豆製品・乳製品など
- 体を温める働き…根菜類(人参・カボチャ・ゴボウ)・海藻類・きのこ類・ねぎ類など
また、バランスの良い食生活を心がけると同様、極力外食やスナック菓子などは控える必要があります。
仕事をしていると、外食続きになってしまうことや食事の時間が遅い時間となってしまうこともありますが、できるだけ毎日同じ時間に・体に良いものを食べることが重要です。
ストレスのない生活を心掛けるために知っておきたいストレス解消法
ストレスは万病の元とも言われているように、不妊の原因ともなりえます。
そもそも妊活を始めると、焦りや不安からストレスを感じやすくなります。妊活を始めてからストレスを抱え始めると、発散法が分からずそのまま「妊活うつ」の状態になってしまうことも考えられます。
ストレスをどう発散するかは人によって異なります。体を動かすことが良い発散法となる人もいれば、美味しいものを食べることで発散できるという人もいるでしょう。
妊活に関わらず、ただでさえ私たちはストレス社会を生きています。自分らしく無理なく生きていくためには自分なりのストレス発散法が必要不可欠であり、それは妊活においても同様なのです。
質の良い睡眠は健康な身体づくりに必要不可欠
寝不足は体調不良やだるさ、モチベーションの低下に繋がるだけでなく、妊活にとっての強敵です。
実は、妊娠と睡眠は密接な関係にあると言われています。その理由は、睡眠の中でも深い眠りである「ノンレム睡眠」の時に成長ホルモンが分泌されているからです。
妊娠に欠かせない女性ホルモンは成長ホルモンのうちの一つなので、妊娠するためには質の良い睡眠が欠かせないということになります。
質の良い睡眠をとるためには
- 就寝前にスマホやタブレットなどの画面を見ない
- 就寝前のアルコールは控える
- 早めの入浴(眠る1時間前が理想的)
- できるだけ早い夕飯(眠る2時間前までに)
などが良いと言われています。
眠る時間については、どの程度眠るとスッキリするのかは人によって異なります。ただ、いくら短時間で問題ないタイプの人であっても夜遅く寝て朝早く起きる生活はあまり感心できません。
できる限り、自分に合った睡眠時間を確保することが重要です。
冷えは女性の大敵!赤ちゃんも冷えたママの体では居心地が悪いです
冷えが女性の大敵であることはよく知られていますが、妊活にとっても同じく大敵です!
冷えによって血液の流れが悪くなると子宮の機能が低下し妊娠しづらい体へと変化してしまいます。
具体的には子宮の機能が低下すると、卵子が育ちにくくなったり、排卵障害や着床障害などを引き起こしやすくなり、最終的に不妊の原因となることも。
夏場のエアコンや素足はもちろんのこと、氷の入った冷たいものを飲むこともまた冷えの原因となります。
日ごろからカーディガンやひざ掛けをプラスして持ち歩く、体を温める飲み物や食べ物を意識的にとるなど工夫をし、冷え対策はしっかり行いましょう。
葉酸の摂取も大切!バランスのとれた食事とサプリメントを活用しましょう
葉酸は、妊娠したら摂取すべきものとして知られていますが、実は妊活の段階で摂取することで妊娠効果を期待できると言われています。
もちろん、葉酸を摂取することで必ず妊娠できるというわけではありませんが、葉酸は着床促進効果や着床した後の受精卵の成長に効果があると言われています。
葉酸は、ほうれん草やブロッコリー・納豆・レバーなど食べ物にも含まれていますが、より効果的に摂取するためにはサプリメントが勧められています。
これは、食物に含まれる天然葉酸は水に溶けやすく、体の中に入った時にその効果が半減することが理由にあります。
その一方でサプリメントであれば、体の中でもあまり溶けずに吸収することができるばかりか、妊娠するために必要となる他の栄養素も一緒に配合されていることが多いことから栄養バランスの面でも安心することができます。
各サプリメントによって、含まれている栄養素や商品コンセプトが異なるので、自分の体質や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
夫婦の「妊娠」に対する思いを確認して適度なコミュニケーションを
これから子どもが欲しいと思っている方々にとって、もっとも重要なことは夫婦の「妊娠」に対する思いです。
妊娠は、女性・男性のどちらか片方が望んで実るものではありません。
お互いに「妊娠したい」という思いが同じ方向を向かないと成立することはできないでしょう。それぐらい妊娠は奇跡です。
ましてや妊活を続けていく中で、長期戦となったりさらにステップアップが必要となることもあります。
精神的にも経済的にも負担となったときに、お互い支え合い2人で妊娠するための努力をしていかなければならないこともあるでしょう。
特に男性は、妊娠や出産を現実的に考えることが難しいと言われています。
それは、実際に妊娠期間を経て産み育てるのは主に女性であることに大きく関係しています。
もちろん、生まれてきたわが子は誰もが可愛くい愛おしいと思います。しかし、それまでの過程を共に乗り越えるには男性も妊娠を心から望み、そのための努力が求められます。
もし今「妊娠したい」と思っているのであれば、パートナーの意見や考え方も聞いておくことをオススメします。
妊活のステップアップについて
妊活を続けている人の中には、日常生活を変えることで妊娠できたという人もいれば、何をやっても妊娠できず、不妊治療の末妊娠することができたという人までさまざまです。
妊活が長期化すると、精神的にも経済的にも負担となります。
しかし、「どうしても赤ちゃんが欲しい」その思いを現実にするためには、何らかの治療や方法が必要となる場合もあります。
ここでは、妊活のステップアップについてご紹介します。
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1自分たちの妊活
妊活のスタートは、自分たちでタイミングをとることから始めます。
前項でもお伝えしましたが、まずは妊娠しやすい体作りや生活習慣、そして基礎体温をつけて排卵日を特定することが始まりとなります。
基礎体温は高温期・低温期の2層になっていて、排卵周期がある程度定まっている人であれば基礎体温で排卵日を特定し、その日に性交渉をすることになります。
しかし中には基礎体温が安定していない人や排卵日にズレがある人もいます。そういった方は、排卵検査薬を使って排卵日を特定した上で性交渉を行うと良いでしょう。
排卵日に合わせて性交渉することで自然妊娠する確率は20~25%だと言われています。これは、若い男女の確率であり年齢を重ねれば重ねるほどこの確率は低下していきます。
現段階では1年間タイミングを測って妊活しても妊娠できない場合を「不妊」と呼んでいます。
そのため、どの段階で産婦人科・婦人科の専門医を受診するかは夫婦で話し合って決める必要があります。
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2専門医によるタイミング法
次のステップは、専門医によるタイミング法です。これは、病院で卵胞の成長やホルモンから排卵日を特定するもので、基本的に自分たちでタイミングをとることになります。
それでは自分たちで性交渉するのと同じでは?と思われる方もいらっしゃるでしょう。「性交渉」の方法についての点は同じですが、いくつか違った点があります。
自然周期での排卵がうまくいかないときには排卵誘発剤を併用して受精の確率を上げることができること、そして病院では、不妊に悩む方を対象に検査を受けることができることです。
不妊の検査については以下の通りです。
- 女性の不妊検査…超音波検査やホルモン検査、子宮卵管造影検査、卵管通気検査など。さらに精密な検査を希望する場合は子宮鏡検査や腹腔鏡検査、子宮内膜組織検査などを受けることもある。
- 男性の不妊検査…精液検査(精子の動きや数のチェック)、精密な検査としてはホルモン検査や精巣生検染色体検査などを行う。
いくら見た目が若く元気であっても、年齢を重ねると女性・男性共に妊娠しづらい体質になります。
また、たとえ年齢が若くても元々妊娠しづらい体質ということも十分考えられます。
早期に不妊検査を行い何らかの問題を発見することができれば、次のステップに進むタイミングが早まることになります。
酷なように感じますが、現状の妊活を続けていても妊娠する可能性が低いことを早期に発見することは、妊娠するためには必要です。「いつかできるはず」と思うことも大切ですが、年齢を重ねてさらに妊娠しづらくなることは常に考えておかなければいけません。
妊活の一環として専門医を受診することは、「不妊」の認定をされにいくわけでなく、どうすれば妊娠することができるかの糸口を見つけることだと考えましょう。
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3人工授精
人工授精とは、女性の子宮内に人工的に精子を注入して受精させる不妊治療の一つです。
女性・男性共に年齢が高い場合の他には主に男性側に問題がある場合に行われます。
- 男性の精子の数が少ない
- 精子が子宮にうまく入らない
- 膣内でうまく射精することができない
などの理由が人工授精を提案される理由です。
女性は排卵日特定のため数回病院に通い、人工授精を受けます。使用する男性側の精子は、できるだけ運動率の良い精子を選ぶため・雑菌の混入を防ぐなどの理由で洗浄濃縮されます。
また、注入後には排卵を誘発させる目的でhGGを注射することもあります。
しかし、人工授精だから妊娠率が高まるかというとそうではなく、妊娠率は平均的に5~10%だと言われています。
ただ、タイミング法を続けていても期待が薄い場合や何らかの問題がある場合には有効な方法と言えます。
不妊治療の一環というと、抵抗感がある方も多いようですが、人工授精はあくまで洗浄濃縮した精子を注入するというものです。そのため、受精に関しては卵子と精子の力で結果を出すものであり、自然妊娠とほぼ変わりありません。
費用面についても1クールにつき2~3万円とそれほど大きな負担とならないことからも、不妊に悩んでいる方やステップアップを考えている方には試す価値のある治療法です。
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4体外授精
不妊治療としてよく耳にする体外受精とは、子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、受精した受精卵を再び子宮内に戻すという方法です。
女性側の障害(卵管の閉管や子宮内膜症など)・男性側の障害(乏精子症・無精子症)などに加え、年齢により自力での受精が難しい場合に用いられます。
体外受精の主な流れは以下の通りです。
- 排卵を抑える(適切なタイミングに採卵するため)
- 排卵誘発剤を用いて卵胞を成長させる
- hCG注射を用いて排卵を促す
- 直接膣内に器具を入れて採卵する(麻酔をするのが一般的)
同時に精子を採取して質の高いものを選定する - 取り出した卵子に採取した精子を振り掛ける形で受精するのを待つ
- 受精卵の中から質の高いものを子宮内に戻す
受精自体は、卵子が精子に自分の力で入っていく形になります。
体外受精での妊娠確率は20~30%と言われていますが、この確率も年齢によって大きくことなることを考えると、体外受精についても早ければ早いほど可能性が高まるということができます。
しかし、今日までに体外受精で4万人に近い赤ちゃんが誕生していることを考えると不妊に悩む夫婦にとって希望ということができるのではないでしょうか。
ただし、体外受精は高度不妊治療であり、高額な費用がかかることは否めません。
一般的に1クールに必要となる費用は30万円~となります。不妊治療は保険が適用されず、実費払いとなるのでその負担は大きいものとなります。
各自自体によっては助成金が設けられている場合もあるので、お住まいの地域を一度調べてみることをオススメします。
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5顕微授精
顕微授精とは、約20年前に開発された不妊治療の中でも比較的新しい治療法です。
主な流れは体外受精とほぼ同じですが、一番の違いは卵子と精子の受精方法です。
体外受精は精子が自力で卵子に受精するのを待つことになりますが、顕微授精は顕微鏡を用いて卵子の中に精子を直接注入します。
主な不妊の原因でもある精子の数や運動率に問題がある場合や、卵子の受精力が弱い場合でも受精することが可能です。
なお、顕微授精による妊娠確率は約50~70%と非常に高く、現在における最終的な不妊治療といっても過言ではありません。
ただし、費用の面では1クール70~100万円ほど必要になることから、チャレンジすることを躊躇してしまう声も少なくありません。
助成金が支給されたとしても30万円~の実費負担は必須となり、顕微授精にチャレンジするかは夫婦でよく話し合って決める必要があります。
ただ、不妊治療に待ったはありません。早ければ早いほど妊娠を期待できることは間違いない事実であり、1日でも早く決断し、治療を受けることで妊娠できる可能性は高まります。
不妊治療を始める前にはお互いの考えや治療の期限、費用などをよく話し合うことをオススメします。
妊活を考えているあなたへ~不安なく妊活をスタートさせるために~
赤ちゃんが欲しい、そう考え始めたその時から妊活はスタートしています。
妊活に対する知識や情報がないと、「自分だけ悩んでいるのでは…」と思ってしまいがちですが、実は違います。
多くの人が妊活をしていて、その中には不妊治療をして赤ちゃんを待ち望んでいる人も大勢います。
妊活をする上で、皆同じ悩みや不安を抱えているのです。
皆同じであることや妊活に対する知識などを知っておけば、不思議なことに「皆同じだから大丈夫」と安心感が生まれ、自分たちらしい妊活を進めることができるのです。
妊活を意識し始めたら、まずは出来ることから始めましょう。
長期戦になる可能性もあるからこそ、「自分たちのペースで」進めること、それが一番の妊活法です。
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