「初めての子供は女の子が良い」
「女の子ばかりだったから、次は男の子が・・・」
無事生まれるのなら男の子、女の子性別なんてどっちでも、とは思う反面、「男の子、もしくは女の子だったらいいな」なんて、どちらかの性別を期待する親御さんは多いのではないでしょうか?
よく聞く性別の希望としては「一姫二太郎」。最初の子供は成長が早い女の子で、次に生まれるヤンチャな男の子をお姉ちゃんとしてお世話してほしい、という順番です。
そんな時に気になるのが「子供の産み分け」。
意図的に男の子、もしくは女の子を産む方法です。
様々な妊活中の方のブログの中でも産み分けのチャレンジが取り上げられています。
これから妊娠・出産の予定がある方でどうしても希望の性別の子供を産みたい!という方は試してみてはいかがでしょうか?
この記事のもくじ
男の子、女の子の産み分けに挑戦する前に知っておきたいこと
産み分けはいつ行なえば良いの?
成功率はどのくらい?
性別はどうやって決まるの?
などさまざまな疑問があると思います。産み分けを行う前にチェックしておきましょう。
妊娠してから産み分けはできません!
受精卵が着床しお腹の中の胎児は少しずつ手足や臓器などの身体のパーツができていきます。ただ、赤ちゃんの性別が決定するのは卵子と精子が出会った時。
「病院で診てもらったら妊娠がわかったからこれから産み分けを頑張ろう!」という訳にはいかないのです。産み分けを希望される方は、妊娠前の妊活中から産み分けるためのアクションを起こしておく必要があります。
妊娠・出産は計画的に!
失敗することもあります
産み分けの成功を願って最大限の努力をし専門医の言うことをすべて聞いていたとしても、必ず希望通りの性別の赤ちゃんを出産するという訳ではありません。
産み分けの相談を受け付けている産婦人科にかかった場合でも、男の子の場合は約7~9割、女の子の場合は約6~8割の成功例だとされています。
希望通りの赤ちゃんを出産することができなくとも、何が悪いという訳ではありません。
「子供は天からの授かりもの」と認識しておきましょう。
性別ってどうやって決まるの?
性別は「染色体」が決定します。
男の子は「XY染色体」
女の子は「XX染色体」
この染色体がどちらかで赤ちゃんの性別が決まります。
「XY染色体(男の子)の特徴」
- アルカリ性に強い
- 酸性に弱い
- 寿命は1日
- 動きが早い
「XX染色体(女の子)の特徴」
- 酸性に強い
- アルカリ性に弱い
- 寿命は2~3日
- 動きが遅い
産み分けには男の子、女の子それぞれの染色体の特徴を意識して妊活を!
性別を決める染色体に特徴があるため、その特徴に則した夜の生活が産み分けには求められます。
パパである男性、ママである女性双方の体の仕組みを理解すれば「どうすれば希望の性別の赤ちゃんを妊娠できるか」のヒントになるかも?
まずは排卵日を知りましょう
男の子を希望している場合でも女の子を希望している場合でも、妊娠をしなければ意味はありません。産み分けには、排卵日を正確に知っておくことが重要です。
まずはママの基礎体温を毎日チェックしておきましょう。基礎体温は、毎朝、目が覚めた直後に測ります。
自身の基礎体温を3か月以上計測し続けていれば排卵日が予測可能になります。低温時期から高温時期に切り替わる時が、排卵日だとされています。
女性の基礎体温はホルモンバランスの影響から日々変化しています。
しかし、その温度差は約0.3~0.6度。風邪の時などに使用する一般的な体温計は小数点以下1桁を表示するものがほとんどなので、小数点以下2桁が表示される女性用体温計を使用しましょう。
妊娠検査薬の様に、排卵検査薬も存在します。使い方も似ており、排卵検査薬に尿をかければ陽性の場合が色が変化します。軽く色が変化し始めたら排卵日の2日前ということに。
もっとも精度が高いのが、専門のクリニックで行われる排卵予想。専門のクリニックでは、ホルモン血液・尿検査や子宮頚管粘液検査、超音波(エコー)検査など科学的な検査で排卵日予想が行われます。
特に生理不順の方は排卵日の予想が難しくなってしまうので、専門医による診断を受けた方が安心ではないでしょうか。
基礎体温を記録し、排卵検査薬や専門のクリニックを活用することで、高確率な排卵日を予測することが可能になります。
妊活アプリで排卵日予想をすることも可能です。「コウノトリ:カップルで共有できる『妊娠・妊活サポート』アプリ
膣には酸性の部分とアルカリ性の部分があります
膣の入り口部分は常に強い酸性の状態になっていますが、これは雑菌などの侵入を防ぐため。これは精子も活動しにくい状態です。
周期的に酸性の度合いは変化しており、排卵日近くになれば妊娠を促すために酸性の度合いが低くなる傾向があります。反対に、子宮内はアルカリ性となっている状態が一般的で、排卵日に近くなれば一層アルカリ性粘膜が排出されます。
そのため、排卵日には男の子のXY染色体、排卵日以外には女の子のXX染色体が強く出る可能性があるとされています。
また、女の子のXX染色体は寿命が約2~3日あるのに対し、男の子のXY染色体は寿命が約1日と短命。アルカリ性粘膜は女性がオーガズムを感じるとより排出が促されます。
ママ側の快楽も男の子を生むためには重要な要素だと考えられています。男の子が欲しい場合は排卵日当日に、女性の快楽を意識した夜の営みを行ってみてください。産み分けの成功には、アルカリ性と酸性を意識した性行為が必要です。
パパの役割はなにがあるの?
産み分けに限らず妊娠・出産は心身ともに女性に大きな負担がかかるため、ママの方が重要視されがちですが、パパの役割も重要なのです。特に産み分けは精子が卵子に受精した時点が性別を判断するため、パパの精子は産み分けに大きな影響を与えます。
男の子が欲しい場合
XY染色体(男の子)の寿命は短めですがXX染色体(女の子)よりも動きは早めです。まずは、パパは3~5日程度、禁欲し精子を溜めておくようにしましょう。寿命が短いXY染色体を大量に一気に放出し短期間で受精を行います。
ただ、あまり長く禁欲してしまうと精子の性能が低下してしまう恐れがあるとされているので長期間の禁欲は逆効果かもしれません。
女の子が欲しい場合
寿命が短いXY染色体(男の子)の受精の可能性を減らすために禁欲はせず、精子自体を薄い状態にしておきます。人にもよりますが、性欲は3日に一度くらいは発散しておきましょう。パートナーとの性行為は避妊具を付けてください。
女性が快楽を得ると、膣からXX染色体(女の子)を阻害するアルカリ性粘膜が排出されてしまうので、避妊しない性行為は淡白に短時間で済ませるようにしましょう。
産み分け用のゼリーやサプリメントを活用して妊活しよう
専門のクリニックや薬局、通販サイトなどで産み分けを手助けしてくれるゼリーやサプリメントといった産み分けに関するアイテムを購入することが可能です。
産み分け用ゼリー
ゼリーといっても、お菓子などといった食品のゼリーではなく、膣内に入れることで内部をアルカリ性、もしくは酸性へと変化させ希望の性別の受精・着床を促すための道具です。
一般的に、産み分けゼリーの種類は2つ。
「グリーンゼリー」・・・膣内をアルカリ性に保つ(男の子用)
「ピンクゼリー」・・・膣内を酸性に保つ(女の子用)
使用方法はグリーン・ピンクで違いはなく、お湯で溶かした適量のゼリーを性交の数分前に膣内に専用容器を使用して挿入し、ゼリーがこぼれないように体位などを工夫しながら夜の営みを行います。
「酸性に保つ」という点から、女の子を希望する方でお酢を使用される方もいるという話がありますが、お酢ですと液体なので簡単に流れ出てしまいますし、普段食用として使用しているものには抵抗感がある方もいるでしょう。
ゼリーならば膣内に留まりやすく、専用に作られているので衛生面でも安心。ただ、行為中や射精後にはこぼれて流れ出ることが無いように気を付けましょう。
ネット通販などで購入することも可能ですが、オークションなどでの転売も多く出回っています。オークションなどでの転売での購入は衛生上問題が起きる危険性もあるため、正規店で購入したゼリー以外を使用するのは避けましょう。
サプリメント
妊娠前・妊娠中には体の中で様々な変化が起こり、普段とは多少違った栄養素が必要となることもあるので、必要な栄養をサプリメントで補うという方も多いでしょう。
妊娠前・妊娠中によく使用されるサプリメントの中でも有名なモノは葉酸。
妊活中の葉酸の摂取は、重度の神経系奇形の障害である二分脊椎症や無脳症の発症を約75%抑えるとされています。
また、葉酸のサプリメントが必要なのはママだけではありません。パパにも妊活中に葉酸サプリメントを飲んでもらうことで染色体異常の軽減が報告されています。
厚生労働省も妊娠前・妊娠中の葉酸の摂取を推奨しているため、葉酸のサプリメントは必ず飲むようにしてください。
男の子を希望されている方にオススメなサプリメントが「リンカル(リン酸カルシウム)」
元々は葉酸の様に先天性異常の確率減少を目的に提供されていたリンカルのサプリメントでしたが、服用したママの多くが男の子を出産することになり、男の子用産み分けサプリメントとして知られることになりました。
リンカルは産婦人科で処方されるサプリメントなので、お医者さんに相談した上で処方してもらいましょう。ただ、場合によっては処方してもらえないこともあります。
リンカルは効果が出るまでに時間がかかり、2か月以上毎日服用しなければなりません。2~3日飲まずにいると、効果がなくなりまたイチからやり直さなければならないことに。
反面、飲み過ぎてしまうとカルシウムの吸収力が弱まってしまい、腎機能障害などを引き起こしてしまう危険性があるため、過剰摂取を避け用法用量を守った服用を心がけましょう。
女の子を希望されている方にオススメなサプリメントが「クランベリー」
ジュースやスイーツなどに使用されている酸味の強い果実のクランベリーサプリメントが、女の子の妊娠には良いとされています。
酸味の強いクランベリーは、体内でも酸性の影響を与えてくれるので、酸性に弱い男の子のXY染色体の精子を抑えてさせている間に女の子のYY染色体の精子で妊娠してしまおう、という訳です。
生理前のオリモノが粘っこい時はありませんか?粘着性のあるオリモノの原因は、アルカリ性が強い状態であることが原因。また、膀胱炎も尿が中性、もしくはアルカリ性の際に起こりやすいとされています。
クランベリーサプリメントを飲むことで、粘着性のオリモノや膀胱炎の症状が緩和されたという報告が出ています。アルカリ性が強い状態の体内を、クランベリーサプリメントで酸性に傾かせ女の子の妊娠率を高めることが期待されています。
反面、妊娠中にクランベリーサプリメントは控えるべきだという意見も。流産などの危険性が指摘されています。大手サプリメント企業のDHCでは、クランベリーサプリメントは妊娠に影響はないという研究結果を掲載。
妊婦のクランベリーサプリメント服用は意見が割れているため、お医者さんと相談し決めてください。
サプリメントは手軽に摂取でき、とても便利な存在ではありますが、産み分けに関して絶対的なものではないため、補助的な役割として活用しましょう。
男の子、女の子の産み分けにおすすめな潤滑ゼリーランキング
男の子が欲しい、女の子が欲しいという願いをサポートしてくれる産み分けゼリーですが、国産や外国産を合わせるとその数は数百種類あると言われています。
中には、どこで作られているか不明なものや品質があまり良くないものもあります。産み分けゼリーは膣内に入れて使用するものですから安全性が高く副作用がないものを選ぶことが大切です。
選ぶポイントはこの3つ
- 日本国内の工場で製造されていること
- 使い切りタイプで衛生的なこと
- 天然素材で作られていて安全性が高いこと
この3つの条件を満たしていてさらに使いやすい産み分けゼリーをおすすめ順に紹介します。
おすすめ1位 天然素材と結果にこだわったベイビーサポート
ベイビーサポートは、国産の天然成分で主成分として使用しているので副作用もなく安心して使えるのが特徴です。製造基準も日本より厳しいアメリカやヨーロッパの基準を参考していて、医療業界向け製品の衛生環境下製造されているため高品質で衛生的です。
他の産み分けゼリーに比べて4.5ml多くと日本人に最適な内容量となっています。また、先端のキャップを外すだけで簡単に使えて、容器もゼリーが注入しやすい形なので初めて利用する方でも安心して使用できます。
1セット | 13,800円 |
---|---|
2セット | 22,080円(1セットあたり11,040円) |
3セット | 28,980円(1セットあたり9,660円) |
産み分けゼリーは多く購入するほど一本あたりの金額が安くなりますが、まとめて購入すると余ってしまう可能性もあります。ベイビーサポートは、余ったゼリーを1本1,000円で買い取ってくれるサービスがあるのでまとめ買いがお得になります。
おすすめ2位 ハローベビーの潤滑ゼリー
ハローベビーの産み分けゼリーもベイビーサポート同様に国産の天然成分を使った高品質で安全性の高いものです。公式サイト内で全成分を公開しており、皮膚刺激性試験、目刺激性試験、急性経口毒性試験の安全試験テストを行っているほど安全面には強いこだわりがあります。
ベイビーサポートに比べて内容量が少ないのが少し残念なところ…。ですが、他の産み分けゼリーと比べると比較的お手頃な価格なのでお試しで使うにはおすすめです。今なら2セット以上購入すると膣内環境の改善に良いサプリが付いてきます。
1セット | 10,000円 |
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2セット | 18,000円(1セットあたり9,000円) |
3セット | 25,500円(1セットあたり8,500円) |
おすすめ3位 女の子専用のピンクゼリー
ピンクゼリーの特徴は、産婦人科医と共同で開発されたことです。効果を得られるように医師の観点から成分や素材、形状にこだわりママや赤ちゃんの身体にも優しい商品になっています。
2セット以上購入すると妊活中や妊娠初期に必要な葉酸サプリが貰えるのでまとめて買えばその分お得になります。ひとつ残念な事といえば、女の子用しかないことです。
1セット | 14,800円 |
---|---|
2セット | 26,600円(1セットあたり13,300円) |
3セット | 38,400円(1セットあたり12,800円) |
ピンクゼリーは、ベイビーサポートやハローベビーと比べるとやや高く感じるかもしれませんが、1セット10本入りとなっているので上記の2つの潤滑ゼリーより3本ほど多く入っています。
歴史的な中国式・ブラジル式産み分け術で男の子、女の子の産み分けを行ってみる?
「希望する性別の赤ちゃんが欲しい!」という感情は古今東西変わらないのかも知れません。中国やブラジルでも古くから産み分けが考えられてきました。
特に中国では、跡継ぎ問題だけではなく一人っ子政策などもあり、子供の性別は重要。
そのため、赤ちゃんの人身売買や、男性の人口に比べて極端に女性の人口が少ない、といった社会問題も発生しています。そんなどうしても希望する性別の赤ちゃんを欲しがる中国の方が頼るのが「中国式産み分けカレンダー」。
13世紀ごろに作成されたとされる中国の産み分けカレンダーは、中国人やアジア人の妊婦さんに対しては高確率で的中するという噂で、現代の中国女性も活用されているとか。
ブラジル式と共に「中国式産み分けカレンダー・ブラジル式産み分けカレンダー 」にて簡単に予測することが可能です。
アプリも存在しており「みんなの産み分けカレンダー」でスマホから簡単チェックもできます。
しかし、この産み分けカレンダーに科学的根拠は一切ありません。歴史のある中国式産み分けカレンダーのほかにも、世の中には産み分けに関する占いやスピリチュアル関連のお話が溢れています。悪質なものになると大金を要求する詐欺まがいなモノも・・・。
参考程度に考えておいてくださいね。
男の子、女の子問わず産み分けは専門家に相談しましょう
現在、様々な産婦人科クリニックにて産み分け指導を行っています。
妊活の相談でクリニックをされる際は「産み分け指導を行っているか」を問い合わせてみましょう。産婦人科クリニック検索サイトからもチェック可能です。「病院ナビ」
子供は天からの授かりものだとされ、確実ではない妊娠や出産。だからこそ、不安が大きいでしょう。
一人で考え込むことなく、専門家のアドバイスを聞き、自身の悩みも相談してみませんか?
しっかり意識しよう
男の子と女の子の産み分けのことも気になるでしょうけれど、まずは健康的な妊娠と出産ができることが大前提!
元気な赤ちゃんのために、早めのうちから余裕をもって体の環境を整えておきましょう。
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